「20歳の自分に受けさせたい文章講義」
著者:古賀史健
ブロガーのマナブさんがオススメしていた「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読みました
結論
とてもおすすめです。
私自身ブログを始めたばかりで、理系出身で、文章を書くことに自信がありません。
どんな人に参考になるか
・初心者ブロガー
・文章力に自信がない方
・報告書やメール文書に自信がないサラリーマン
著者の古賀史健さんは、踊るような文章を書くフリーランスライターです。
「書く技術」は、一生使える「武器」になる
我々、話すことはできるのに、書くときになったら、急に、手が止まってしまいますよね。
「話すこと」と「書くこと」は全く別の行為です。
「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウを身につければいいのです。
「書く技術」が身につけば、ものの見方が変わります。
そしてきっと世界を見る目も変わってきます
ガイダンス
どうすれば、文章が書けるのか?
書こうとせず、翻訳する
頭の中の「ぐるぐる」を伝わる言葉に「翻訳」したものです。
書くことは、考えることで
わからないことがあったら、書こう。自分の言葉に「翻訳」しよう。
第一講
文章はリズムで決まる。
文章の正体は、リズムである。
文章のリズムは、「論理展開」によって決まる。
「接続詞」を意識すれば、文章は、論理破綻しにくくなる。
美文よりも「正文」を目指す。
1行の間に必ず句読点を入れる。
最大5行をめどに改行を入れる
第二講
頭の中の「ぐるぐる」を図解、可視化して「流れ」と「つながり」を明確にする
第三講
文章を読む読者の立場に立つのではなく、読書の「イス」に座る
①「10年前の自分」の椅子に座る
②「特定のあの人」の椅子に座る
文章は易しく書くのが一番難しい
→「著者の理解が深ければ深いほどわかりやすい表現でどんな高度な内容も語れるはず」
「説得」せずに「納得」させる
人は他人ごとには興味はないので、「自分事」にすることで納得させる
「起承転結」でなく「起’転’承結」で読者を巻き込む
第四講
とにかく書こう。書くことで読む人の心を動かそう。
まとめ
この本は、文章が書くことに不安がある方、自信がない方に是非お勧めする本です。
この本を読んで、報告書、メール、ブログなどで書くことを苦にしないで、読み手の
立場に自分を置いて、正文を書いて、読者の心を動かしましょう。
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